あれっ?
なんか唾液が出てきた?
ベッドに入ったものの、頭や首が痛くてなかなか寝付けなかったので、ふと、頭を上げて首が反るような姿勢をしてみると、唾液が分泌されたのを感じました。
もしかして、気道を確保するような寝方をすれば、今までの首や肩の凝り、頭痛などが少しはマシになるのだろうか?
今までの首や肩の凝り、 頭痛は顎を引いた姿勢のままずっと寝ていて、脳や体が酸素不足、血流不足になっていたから、現象化していたのではないだろうか?
枕がぺたんこで合っていなかったのかもしれない。
何年も前にマイナーな健康情報で木枕が良いと聞いたことがあり、分厚い電話帳で試す方法も紹介されていたので試してみたのですが、その時はいまいち良さがわからず、木枕を買うまでには至りませんでした。
確かその健康情報の説明も木枕にすれば、気道を確保した寝方になるというところまでの説明はなかったような気が…。
分厚い電話帳で試した時に気道が確保される感覚が起こらず、ただただ頭に硬いものが響くような感覚だけが残ったので、電話帳枕を続けられませんでした。
そんなことを思い出しながら、
枕を変えないといけないのだろうか?
気道を確保する姿勢を保ったまま寝ることができる、自分に合う枕を探さなければならないのだろうか?
と思いながら、しばらくその姿勢を続けていると…。
ふと、今のぺたんこ枕を2つ折りにすることを思いつき、なんとか気道を確保する寝方を保つことができました。
今まで滞っていたエネルギー、酸素不足だったところに血流が行き渡ったような感覚が出てきて、頭が痛くなったり、目のあたりも少し重い感じがしたり…。
しばらくすると、胸のあたりがポカポカしてきて、今まで浅かった呼吸が深くなり、エネルギーや酸素、血流が胸全体まで行き渡り、さらにお腹のあたりまで呼吸が入ってくる感覚になりました。
今まで呼吸が浅かったのは、もしかしたら寝ている時の姿勢が原因だったのだろうか?
顎の筋肉がボコボコしていたのは、寝ている時の姿勢が原因だったのだろうか?
そんな風にも思えてきました。
呼吸が深くなり、胸の後ろ側の背中の血流も良くなり、今まで滞っていたところにエネルギーや酸素が行き渡っているような感覚が出てきました。
脳も目もエネルギーや酸素不足だったのかもしれない。
だから考え方も凝り固まり、視力も低下していたのかもしれない。
そんな風に思えてきました。
自然に深く呼吸できているような感覚の中で、
今までの首や肩の凝り、頭痛も軽減されるのだろうか?
顎のボコボコした筋肉も少しは普通の人のように、つるんとした感じに戻ってくれるのだろうか?
そんな希望が少し湧いてきました。
今まで滞っていたところに、突然エネルギーや酸素 、血流が通ったからなのか、しばらく頭や目が少し痛い感じがしたものの、重いエネルギーを排出するようなイメージをしたり、自然と肩を回したりしているうちに、重かったものが少しだけ軽くなったからなのか、いつのまにか眠ってしまいました。
目が覚めてトイレに行き、便座に腰掛けていると、自然と呼吸が深くできていることに気づきました。
体が深く呼吸することを思い出したのかもしれない。
一方で今までと違った寝方をしていたからか、首や肩、背中の筋肉の違和感、しばらくは違った意味の凝り方?そんな感覚が続きそうな気もするけど、良い方向に向かいそうな予感がしてきました。
家の中を歩いていても、自然と深く呼吸をする、胸を少し張ったような姿勢になっていました。
私たちは一体どんな枕を買わされているのだろうか?
私たちが健康で心地よく過ごすことができる商品はなかなか世の中に出ることなく、売り手側や作り手側が勝手に満足したような枕を買わされているのではないだろうか?
本当の意味で自分にあった枕なんて世の中にあるのだろうか?
今のぺたんこ枕はシルク100%で素材は良いけれども、全然寝る時の姿勢に合っていなかった。
けれども、新しい枕を買わずともちょっとしたアイデアでなんとか気道を確保する寝方を保てたので良かったです。
ただがっちり首と頭にはまってしまって寝返りが打てないような気がするのですが、しばらく様子を見たいと思います。