イタリアだからおしゃれに見えるけど…
よくよく考えたら、民宿やん!
よくよく考えたら、居酒屋に連れて行かれて酒飲みの人たちの愚痴や話を聞かされて…と言ってもイタリア語がわからず、話に加われないから疎外感を感じさせられる上に、少食の自分が食べる以上の食事代や飲み代を払わされるだけやん!
イタリア在住の方の
暮らすように過ごす
というコンセプトと料理教室に魅かれてメールで問い合わせてみたものの、質問の回答の後の最後の自信過剰な一言に、
この人無理かも…
イタリア行きを決めるきっかけが見つかったと思ったのに振り出しに戻ってしまい、すっかり萎えてしまいました。
スリランカ行きにしようかと思ったけれども、やっぱり建物自体が美しく、街を歩いていてもうっとりとするであろうヨーロッパと比べると、行こうという決め手がありませんでした。
その中でもイタリアのベネチアが気になったこと、そして私が細かいところまで気にしすぎで、この方のところで過ごしてみたら意外と大丈夫なのかもしれないと再び考え直してみました。
この方のところに行って、私は一体何がしたいのだろう?
料理教室と思ったけれども、何を作るのかが記載されていないから、好き嫌いの多い私は事前に何を作るか分かっていないと無理だなあと改めて気づきました。
次にイタリアの温泉テルメが気になったので、連れて行ってもらうとしたら、この方の入場料や食事代まで払わなければならないのだろうか?
私一人で行きたいけれども、送り迎えだけしてもらえるのだろうか?
特にこの方と一緒に入りたいわけでもなく、一人でのんびりしたいのに逆に気を遣ってしまうような気がする。
近くに湖があるので、のんびり散歩がしたい。
ふと、ボートに乗れるのだろうか?と調べてみると、遊覧船しかなさそうでした。
遊覧船の乗り場までは少し距離があるような感じで、送り迎えだけしてもらえるのだろうか?
あるいは一緒に過ごさなければならないのだろうか?
そんなことを考えているうちに
この人おらん方がのびのびと過ごせるやん!
宿泊はこの人の住んでいるお家の一部屋で自炊もできないのに、冷蔵庫だけなぜか共用。
多分トイレとバスルームも共用。
イタリアの生活に馴染むようにサポートしますというような言い回しだけれども、実際は居酒屋に連れて行かれて呑兵衛同士がだらだらくっちゃべっている間、イタリア語のわからない私は話に加われず疎外感を感じながら食事が終わるまで待たされて、食事代や飲み代を払わされるだけ?
アメブロの記事を見た記憶を振り返ると、つるんでいるのがおじさんばかりのような雰囲気?
私が望んでいるのは、日本で失われた
家族で助け合うという意識
を持っている海外の人と接する中で、家族で助け合うという姿を見て触れて聞いて感じたいのに…
なんとなくその方のアメブロを見ていても、そういう雰囲気がにじみ出ていなかったように思えてきました。
なんでお金と時間と労力を使って、こんな窮屈な思いの旅行をしなければならないのだろう?
そんな風に思えて、逆にメールの回答の最後に自信過剰な一言があって、
この人無理…
と気付けて良かったと思いました。
もし、この方抜きでこの方が住んでいる場所に行くとしたら、一体何をしたいのだろうと考えてみると…
遊覧船に乗りたいと思ったけれども、ベネチアに行くとしたら、そちらでも良いから、この方が住んでいる場所でなくても良いと気づきました。
温泉テルメに行ってみたいような気もするけど、調べてみるとこの方の住んでいる場所から1時間ぐらいかかる場所にあることが分かり、ますますこの方の住んでいる地域に行く必要はないよなあと思えてきました。
そもそも本当にこの方が住んでいる地域に魅力を感じているのだろうか?と考えてみると、この方のところへ行けば
自分のペースでのんびりと過ごせそう
と思ったから、行こうとしただけだったということに気づきました。